今できることが自分の全て。まずそれを受け入れること。
今やっていること、そのレベル、量とか色々ある。
それはそのまんま自分のレベルだと解釈する。
まずはそこから。
自分のレベルがどのくらいなのかをわからないと、まず話にならない。
そして大抵、自分のレベルを過剰に高いレベルに見誤っている人が多い。
自分の偏見まみれのイメージの中で、勝手にできるものだと解釈されている。
だが実際はそんなに甘くない。
いざ、初めてみたら、
何も知らない、何もできない、やる気すら起きない。そんな自分と対面することになる。
誰しも、「かっこ悪い自分」と向き合いたくないだろう。
だからこそ、すぐに辞めたくなる、投げ出したくなる、
その世界には絶望という二文字が延々と広がっているからだ。
でも、そこで逃げたらそれまでだ。
その世界で生きるすべを身につけることなく、去ることになる。
もちろん他の世界を見つけて、そこで努力すれば、そこで生活していけるだろう。
でも、せっかく始めたものを、できないからだ、むずかしいからだ 、俺には才能がない、時間がないだなんだの言い訳のオンパレードで終了させていいものか。
そうはしたくない。どうせなら傷跡くらい残したい。
何もできずに立ち去るなんてまっぴらごめんだ。
だから、食らいつく。
貪欲なのか、必死なのか、1つの執念なのかわからないけどしがみつく。
そうすると、1つずつ分からないことがわかるようになっていく。
自分の頭の中に落とし込まれていく。
理解が進み、次の疑問が浮かぶ。
せっかくいい気分だったのに、次の問題がすぐさま出てきて、気が休まる暇もない。
でも、なんだか気分が高揚する。
できないをできるに変えれるワクワク感は誰にも奪われない。
自分の特権とも言える感情だ。
そんな感情を手に入れることができるのは、絶望を受け入れ、しがみつく覚悟をしたものだけなんだ。
暗闇の中で頑張り続けるのは怖い。勇気がいる。根性がいる。覚悟がいる。
最初はしんどい。間違いなく。例外なく。
いつでも逃げ出したいなと思う。でも先にあるワクワクを自ら手放したくもない。
だから、必死で掴みに行こう。自分だけの宝物を。
ワクワクという心の宝物を。
今できなくてもいい。できなくて落ち込んでも、立ち止まってもいい。
でも、その先に足を踏み入れたものだけがわかる世界もある。光がある。
みたいなら、その先の暗闇に足を踏み入れること。
一歩ずつでいい。怖くてもいい。でも歩みを止めるな。
その一歩は必ず力になる。そして報われる時が来る。