運命は常に分かれ道。過去も大切だし、未来も大切。
人は生きている間、常に選択に迫られている。
常に自分が選択して生きている。常に自分が思った方向に進んでいる。
ただ、その方向があっているのか時々わからなくなる。
選択が間違っていると思うと、その選択をした自分自身を責め始めてしまう。
「なんであの時言われたことをやらなかったんだろう」
「なんであの時伝えたいことを伝えなかったのだろう」
「なんであの時もっと頑張れなかったんだろう」
わからないけど、どんな選択をしても、後悔がゼロになるということは
ないのかもしれない。後悔という感情からは逃げられないのかもしれない。
今まで、過去の失敗に気持ちを引っ張られることが何度もあった。
というか、今もあるし、これからもあるんだと思う。
でも、結局後悔の根っこにあるのはやらなかった後悔ばかりだった。
やらないから、過去の出来事が後悔となって一生残り続ける。
この感情はいつ消えるのかと思ったけど、ずっと消えることはなさそうだ。
だから、これからはこの気持ちも一緒に連れていくことにしようと思う。
後悔という過去の自分が生み出したものも、一緒に連れて、これから先も
生きていきたいと思う。
無駄な荷物なのかもしれない。必要のないものだし、
これが自分に意味のあるものなのかもわからないし、
いますぐにでも捨ててしまった方が自分にとって楽なのかもしれない。
過去を大切にするということは今まで自分がやってきたことから
目を逸らさないということ。今の自分という存在から目を背けないということ。
自分から目を背けていたら、偽りの自分のまま生きていくことになる。
こんな辛いことはない。
だったら、もういっそのこと未熟な過去の自分も一緒に連れていく。
一緒に未来の自分に会いにいく。その選択をし続ける。
過去にどれだけ悪くても、嫌なことがあっても、うまくいかなくても、
未来はいいものかもしれないから。
良くなると思ってたら良くなるなんて言うけど、わからないから。
だったら、良くなると信じて前に進んでいこうと思う。
過去の自分を大切にして、未来の自分に会いにいきたい。