いつだって、シンプルに

24歳。大学卒業後就職せずにフリーターしつつ、今後どんな生き方があるのかを日々考えてます。

「弱さ」という強さを知っている人ほど強い人はいない

最近特に時代の変化を感じます。

働き方の多様化であったり、お金のあり方、さらに人生のあり方についても

考えさせられる時代になってきました。

 

10年前にこんな時代になることは1ミリもイメージできなかったです。

というか、いまこうして自分がフリーターでいるということも

想像がつきませんでした。笑

 

自分がフリーターになったことを社会の変化のせいに

するつもりは全くありませんが、それでも、日々変わっていくこの世界に

取り残されないように必死に走っています。

 

この滅茶苦茶なスピードで変化していくなかで、生き残っていく方法として

すごく大事なことが、

「どれだけ自分と向き合うことができるか」

だと思っています。

 

そんなの当たり前だろ!と思われるかもしれませんが、

意外とその当たり前がちゃんとできている人って

少ないんじゃないかなと思います。自分もそのできていない一人でした。

 

きっかけは大学四年生の就職活動の時でした。

やりたい仕事はなかったけれど、人の笑顔が見れる職業につきたいと

思っていたので、ブライダル業界をメインに就職活動を行っていました。

 

そのなかで自然と将来について考えるようになりました。

これから仕事をしていって、30歳くらいには結婚をして、

という想像をしたときに、

「子供と過ごす時間が取れない」と

 思うようになりました。

 

正確には取ろうと思えば取れるんですけど

サービス業だから土日がメインになるのはまあ当たり前だし、

でもそうなると、自分が作った家族との時間が取れないなと

内定もらった後に気づきました。めちゃくちゃ遅い。

平日休みでも休みを有意義に使うことはできるけれども、

自分が小さい頃に親が土日休みを利用して

いろんなところに連れていってくれたことが

今も思い出として残っているし、そういう経験を自分が子供をもったときに

残したいなと思っていたので、そこは譲れませんでした。

 

結局内定は辞退することにしました。

ただ、そうすると「自分は何がしたいの」という問いに答えられない

自分しかそこにいませんでした。

自分のやりたいと思える仕事がありませんでした。

 

今思えば世間を知らなさすぎたということもありますが(今も必死で勉強中)

やりたいことがないのに、就職する意味があるのかな?と

思ってしまい、就職せずに卒業することにしました。

 

卒業後の1年間なにせ時間がありあまっている、時間持ちだったので

ひたすら自分のこと、これからのことについて考えました。

ただ、自分一人で考えていても、出てくるのはマイナスな自分とか

悲観的な将来しか出てこず、それにたいしてまた落ち込むといった

有様でした。負の無限ループですね。

 

今はその時間が自分にとって意味のあるものだったと思いますが、

当時はそんなことまったく思えなかったし、

自分の力の無さばかりに目がついてしまって

どんどん嫌いになるばかりでした。

 

実際、自分と向き合うっていうのはめんどくさいことでもあるし、

なによりやりたくないことだなとも思います。

人は、「自分は特別だと思いたい」動物だからです。

 

 

ただ、今後はそういうわけにはいきません。

自分を知らないということは、間違いなくこれから損をする時代になっていくと

僕を思っています。

 

自分と向き合うことは「自分の弱さに目を向ける」だとも思います。

でも、自分の弱さを受け入れられると、自分に対する意識が変わります。

意識が変わると、周りの人に対する見方も変わります。

そうすると自分の行動が変わって、「なんか変わったな」と周りからの

見方も変わります。

 

ぜひ、自分と向き合う時間をとって見てほしいなと思っています。

そこから、「案外自分っていいやつじゃん」と思えると思うので。

 

自分が自分の一番の理解者でいてあげてください。