寝具に対する投資は間違いの起きようのない投資だ
突然ですが、みなさんは自分の睡眠について自信がありますか??
おそらくですが、「俺は他の誰よりも睡眠の質には自信があるぞ!」
と言える人ってまあいないと思います。
普通の人間であれば、少なくとも人生の3分の1は布団の中で過ごします。
ぼくは4分の1くらいは布団の中で過ごしたいと思っていますが…
今、日本人の5人に一人が不眠症だということも言われています。
ということは、約2000万人もの人たちが睡眠に対して悩みを持っているということになります。
もし現時点で悩みを持っていなかったとしても、睡眠の質をあげられるとなれば、
「そんなん興味ないよ!」っていう人ってほとんどいないと思います。
日本の睡眠不足による損害は恐ろしいほどに。
先ほど、日本人の五人に一人が不眠症で悩んでいるということを述べましたが、それ以外にも
- 睡眠不足による経済損失は約3兆5000億円
- 仕事の生産性は先進国の中で最下位
など、睡眠の質の低下による影響は国レベルで大きな問題となっています。
ただ、運動習慣や食習慣に比べると、睡眠習慣に対する関心度はまだまだ低いのかなと個人的には感じています。
寝る場所は、人生で最も過ごす時間の長い空間だ。
睡眠の質を高めるためには、睡眠の前、睡眠中、睡眠の後の3つのタイミングで習慣を見直すことができると思いますが、その中でも最も変えやすく、また効果があるのが「睡眠中」の習慣を変えることかなと思います。
そして、睡眠中の習慣を変える主な事としては、
- 寝室の環境を変えること
- 寝具を今と別のものに切り替えること
- 睡眠中の姿勢を変えること
が主にあると思いますが、ぼくはこの中でも寝具を別のものに変えることをお勧めしています。
マットレスであれば、高いものなら何万、何十万とするものなので
「そんな高いの買えないよ!」という方もいらっしゃるかもしれません。
でも、よく考えて欲しいんです。
自分の人生の少なくとも3分の1は布団やベッドの上で過ごしているんですよ?
家の中でリビングやキッチンと比べても、はるかに長い時間過ごしていることになります。
しかも、その睡眠の質が人生の質を決めるといっても過言ではないとなると、寝具に対する価値観を少し変えてみてもいいのではないかなと思います。
寝具に対する投資は最も回収しやすい自己投資だ。
自分を高めるために行う自己投資として、知識を深めるために読書をするとか、健康な体づくりのためにジムに通うとかあると思いますが、
本を買っても読まなければ自分のためにならないし、ジムにお金を払ってもまずそこに行かなければ話にならず、また正しいトレーニングをしないと自分の望む結果が得られないということになります。
でも、寝ない人はこの世に誰一人としていません。だから、確実に使うことになるし、自分がその寝具を選ぶために使ったお金や時間は無駄には絶対ならないです。
24時間365日、これからも生きていく中でずっと関わっていく。そんな自分の体に対する投資は惜しむ必要なんてないと思っています。